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コラム詳細

オーデマピゲの資産価値を徹底解説!ロイヤルオークなど高額査定モデルと評価ポイントを徹底解説

2025.07.23

オーデマピゲの資産価値とリセールバリューはなぜ高い?

 

オーデマピゲは創業からの哲学や職人技、希少性、世界的な富裕層からの高い支持を背景に、資産価値が非常に高いブランドです。限定生産や付属品の有無、人気モデルの相場動向も査定額に大きく影響します。

 

ブランドの歴史と哲学が価値を支えている

1875年にスイスのル・ブラッシュで創業したオーデマピゲは、独立経営を貫く希少な高級時計ブランドです。

創業者の精神を受け継ぎ、伝統的な職人技と革新的な技術を融合させる姿勢が高く評価されています。世界初の自動巻き永久カレンダー搭載腕時計や超薄型ムーブメントの開発など、時計史に残る功績も多数あるのが特徴です。

単なる高級時計にとどまらず、「時計芸術」とも称されるその哲学が、長期的な資産価値の維持を支えています。

 

生産本数の少なさと希少性

オーデマピゲは年間約4〜5万本程度の生産量に抑え、品質管理と希少性を徹底しています。他の高級ブランドと比べても際立って少ない生産本数は、購入自体が困難な状況です。

特に人気のロイヤルオークや限定モデルは入手難易度が高く、中古市場でも高額取引が続いています。需給バランスの絶妙なコントロールが、プレミア価格の形成や資産価値の安定に直結しています。

 

世界的な富裕層からの圧倒的支持

オーデマピゲは世界の富裕層や著名人に支持され、ブランドステータスを確立しています。スポーツ選手やハリウッドスター、実業家など影響力のある人々が愛用することで、ブランド価値は一層高まります。

限られた顧客層への販売戦略により流通量が抑えられ、希少性も高まることが特徴です。所有すること自体が成功の証とされるため、中古市場でも高い需要が維持され、安定したリセールバリューを支えています。

 

査定額を左右する要素とは?

オーデマピゲの査定額はモデルの希少性や限定生産、付属品の有無、コンディションなど複数の要素に左右されます。特に人気リファレンスや廃盤モデルは高額査定の対象です。ギャランティカードや箱、ブレスの余りコマが揃っていると評価が上がります。

さらに、傷やオーバーホール歴も重要な査定ポイントです。流通相場は常に変動しているため、最新の市場動向も査定額に大きく影響を与えます。

 

・希少モデル・限定生産の影響

世界限定モデルや周年記念モデルなどは市場で特に高い評価を受けるアイテムです。生産数が極めて少ないリファレンスは、希少価値が価格に直結します。

 

・付属品・コンディションの重要性

保証書や箱・コマの完備が査定額を押し上げます。未使用に近い状態であればさらに高評価が期待できます。
 

・人気モデルの相場動向

ロイヤルオークなどの人気モデルは、世界的な需要増により相場が高騰傾向です。モデルや年式によっては定価以上の価格が付くこともあります。

 

高額査定される代表モデル一覧

 

オーデマピゲの中でも高額査定されやすいモデルは限られています。ここでは主要モデルを整理し、それぞれの資産価値を比較していきます。

 

ロイヤルオーク(Royal Oak)

 

1972年に誕生したロイヤルオークは、オーデマピゲを象徴するモデルです。八角形のベゼルとビス留めデザイン、精緻な「グランドタペストリー」文字盤が特徴で、スポーツラグジュアリーの先駆けとされます。

当時としては異例のステンレス高級時計として登場し、瞬く間に高い評価を獲得しました。現在も生産本数は限られており、特に初期リファレンスや限定モデルはプレミア価格がつくほどの人気です。コレクターからの根強い需要が資産価値の高さを支えています。

 

希少リファレンスと限定モデルの価値

「5402ST」など初期リファレンスは非常に希少です。周年記念モデルや特定素材使用モデルはコレクター市場で高額取引されやすい傾向があります。

 

ロイヤルオーク オフショア(Royal Oak Offshore)

1993年に登場したロイヤルオーク オフショアは、ロイヤルオークのスポーツ性をさらに強調した大型モデルです。ケース径42mm以上の存在感あるサイズと高い耐久性を備えた構造が特徴で、ダイバーズ仕様やクロノグラフ機能も搭載されています。

多彩な限定コラボモデルも人気で、特に高値で取引されているものはアーノルド・シュワルツェネッガーとのコラボモデルなどです。耐久性とデザイン性が評価され資産価値は安定して推移しています。

 

CODE 11.59

 

2019年に発表されたCODE 11.59は、オーデマピゲの新たな挑戦として注目されました。モダンで洗練されたデザインに加え、自社開発ムーブメントを搭載。

登場当初は従来のロイヤルオークと異なるデザインから賛否を呼びましたが、現在は完成度の高さが徐々に再評価されつつあります。ただし中古市場では依然として定価割れが一般的であり、資産性を目的とする購入には慎重な判断が必要です。

一部の限定リファレンスや複雑機構搭載モデルではプレミアがつくこともあり、今後の市場評価の変化に注目が集まっています。

 

生産終了・限定モデルの資産価値

オーデマピゲの生産終了モデルや限定生産モデルは、希少性から資産価値が高まりやすい特徴を持ちます。たとえば、限定100本の「ロイヤルオーク・グランドコンプリカシオン」などはコレクターにとって憧れのモデルです。

すでに正規販売が終了しているモデルは市場在庫も少なく、希少価値がさらに高まります。特にユニークピース(1点物)や周年記念限定はプレミア価格が付きやすく、長期保有での値上がりも見込めます。

 

プレミア価格がつく具体例

「グランドコンプリカシオン」や「トゥールビヨン限定モデル」などは数千万円超えの取引実績もあります。特にユニークピースは価格が高騰傾向です。

モデル名 主な特徴 希少性 資産価値傾向
ロイヤルオーク(Royal Oak) 八角形ベゼル、グランドタペストリー文字盤 非常に高い 定番の高額査定対象
ロイヤルオーク オフショア(Offshore) 大型ケース、スポーツ仕様、コラボモデル多い 高い 限定コラボはプレミア化
CODE 11.59 新世代コレクション、複雑機構搭載 今後上昇期待 中長期での資産価値上昇
生産終了・限定モデル 廃盤・ユニークピース・周年記念 極めて高い プレミア価格で取引

 

モデル別に見る価格推移と値上がり傾向

 

オーデマピゲは過去数年にわたり価格が大きく上昇しています。ここでは主要リファレンスの具体的な価格推移を表で整理し、背景にある値上がり要因も解説します。

 

モデル名 参考リファレンス 5年前相場 現在相場 値上がり率
ロイヤルオーク 15202ST 約400万円 約1,000万~1200万円超 約2.5~3倍
ロイヤルオーク(新型) 15500ST 約350万円  約600万〜750万円 約2倍
ロイヤルオーク クロノ 26331ST 約450万円 約650万〜900万円 約2倍
ロイヤルオーク オフショア 各限定モデル モデルにより異なる 最大5倍超の高騰例あり 〜5倍

 

代表モデルの価格推移と過去の値上がり実績

オーデマピゲの代表モデルであるロイヤルオークは、この5年で大幅な価格上昇を見せました。たとえば「ロイヤルオーク 15202ST」は2018年頃に約400万円台だった取引価格が、2022年には1000万円超に達するケースも珍しくありません。

限定モデルや希少素材使用モデルはさらに高騰しています。コロナ禍以降の高級時計市場全体の需要拡大や、富裕層の資産分散ニーズが価格上昇を後押ししました。長期的に見ても価格安定性が高く、資産としての魅力を増しています。

 

過去5年の価格推移(ロイヤルオーク中心)

直近5年間でロイヤルオーク15202STは約2.5倍に上昇。希少モデルは5倍以上の高騰も見られ、過去最高水準の相場となりました。

 

人気リファレンスの値動き傾向

15202STや15500ST、26331STなど人気リファレンスは流通数が少なく上昇幅が大きいです。限定生産品は短期間で高騰する傾向があります。

 

今後も期待される値上がり要素とは?

今後もオーデマピゲの価格上昇が期待される理由はいくつかあります。まず生産本数が限られており、供給制限が続く限り需給バランスは崩れにくい状況です。

さらにアジア圏を中心とした新興富裕層の高級時計需要が増加。円安や世界的なインフレ傾向も資産価値上昇を後押しします。

近年ではユニークピースやカスタム仕様への注目も高まっており、希少性の高い個体ほどプレミア価格が付きやすくなっています。市場環境次第では今後も安定した値上がりが続く可能性が高いでしょう。

 

・供給制限と需要増加のバランス

年間約4〜5万本の生産制限が続く一方、新興国の富裕層による需要が拡大。需給ギャップが資産価値上昇を支えています。

 

・中古市場での国際的需要の高まり

海外バイヤーの積極的な購入が増加傾向です。特にアジア・中東の富裕層が積極参入しており、中古相場の下支え要因となっています。

 

オーデマピゲを高く売るコツ

 

オーデマピゲを高く売却するには、事前の準備や売却先の選び方が重要です。ここでは高額査定を狙うためのポイントと、売却先ごとの特徴を整理します。

 

売却先 高額査定期待度 手数料 安全性 メリット デメリット
ブランド専門買取店 低〜中 時計専門知識が豊富・即金可 業者間で査定差あり
一般ブランド買取店 利用しやすい・複数ブランド対応 時計専門知識に差
オークション(国内・海外) 中〜高 希少モデルは高額落札期待 手数料・落札保証なし
個人売買(フリマ・ネット) 最高額を狙える可能性 偽物リスク・交渉負担大

 

査定前に準備すべき付属品とコンディション

高額査定を狙うなら、購入時に付属していた全てのアイテムを揃えることが重要です。保証書、純正箱、余りコマ、取扱説明書、正規店の領収書などが揃っていると査定額は上昇します。

またコンディション面では、日常使用によるキズや劣化を防ぐことも大切です。定期的なメンテナンスやオーバーホールを正規サービスで受けていれば、内部状態も良好と判断され評価が上がります。

付属品完備・良好なコンディションの個体は、同一モデル内でも大きく買取価格が異なります。

 

売却タイミングの見極め

オーデマピゲの売却時期は市場動向の確認が重要です。新作発表直後や人気リファレンスが廃盤となった直後は相場が高騰しやすく、売却好機となります。

また世界的な経済状況、為替相場(特に円安時)も買取価格に影響します。さらに資産目的で保有している場合は、一定期間保有し希少価値が高まった段階での売却も有効です。

焦らず市場情報を集め、複数の買取店に事前査定を依頼することが高額売却のコツとなります。

 

おすすめの売却先と比較方法

オーデマピゲの売却先は主に専門買取店、ブランド買取店、オークション、個人売買などがあります。専門性が高く市場知識のある業者ほど正確な査定が期待できます。

買取店の中でも、ブランド時計専門の店舗は流通ルートが豊富で高額査定になりやすい傾向です。一方、個人売買や海外オークションは高値で売れる可能性もありますが、トラブルリスクも伴います。

必ず複数社で査定を取り、手数料・入金速度・保証内容など総合的に比較検討することが重要です。

 

初心者が知っておくべき注意点とリスク

 

資産価値の高いオーデマピゲですが、投資目的での購入には価格変動や偽物リスクといった注意点もあります。定期的なメンテナンス費用も考慮し、慎重に判断しましょう。正規販売店の利用や、本物かどうかの確認が安全な取引のカギとなります。

 

投資目的で購入する際の注意点

オーデマピゲは資産価値が高いことで知られますが、短期的な値上がりを狙った投資は注意が必要です。市場は常に需給や経済状況に左右され、必ずしも常時高騰するわけではありません。

また、モデルごとの人気変動もあり、安易に高額な希少モデルに手を出すと損失を招く可能性もあります。さらに、定期的なメンテナンスやオーバーホール費用も長期保有時には考慮が必要です。

投資目的で購入する場合は、信頼できる専門店での相談や相場情報の継続的な収集が大切です。

 

コピー品・偽物を避けるためのチェックポイント

オーデマピゲは高級ブランドの中でも偽物が多く出回っており、注意が必要です。ここではコピー品を見分けるための主な確認ポイントを整理します。

見た目は本物に近くても、細部の仕上げや内部構造に違いが現れる場合があります。文字盤の彫りやケースの質感、付属品の有無など複数のポイントを総合的に確認することが大切です。購入先も信頼性を重視しましょう。

 

チェック項目 確認ポイント
外観デザイン タペストリー文字盤の彫りの深さ、ロゴ位置、針の仕上げ
ケース・ブレス コマの面取り加工、重量感、質感の精度
内部ムーブメント 正規ムーブメントの搭載有無(専門家鑑定が有効)
付属品 ギャランティカード、保証書、純正箱などの有無
購入先 正規販売店、公認中古店を推奨
その他 個人売買・非公認業者は慎重に検討

 

長期保有での価値維持とメンテナンスの重要性

 

オーデマピゲを長期保有する際は、定期的な正規メンテナンスと適切なオーバーホールが資産価値維持に欠かせません。状態の良さが査定額を左右し、将来的な高額売却にも大きく影響します。

 

正規メンテナンスの体制と費用感

オーデマピゲは正規サービスセンターによる高品質なメンテナンス体制を整えています。正規メンテナンスでは純正部品のみを使用し、熟練技術者が分解洗浄・調整・防水検査を行います。

これにより、精度や耐久性の長期間維持が可能です。費用はモデルや修理内容によって異なりますが、一般的なオーバーホールで10万〜20万円前後、複雑機構モデルでは数十万円に及ぶこともあります。正規での履歴は査定時の信頼性向上にもつながるため、資産価値維持には効果的です。

 

オーバーホール周期とリセールへの影響

オーデマピゲの機械式時計は、約3〜5年ごとのオーバーホールが推奨されています。内部の潤滑油の劣化やパーツ摩耗を放置すると精度不良や故障リスクが高まり、修理費用が膨らむ可能性もあります。

定期的なオーバーホールを実施している個体は、査定時にも高評価を得やすくなります。逆に長期間未整備の時計は、分解修理が前提となるため減額対象となるケースが多いです。メンテナンス履歴がしっかり残っていることが、長期保有での価値維持には不可欠です。

 

まとめ

オーデマピゲは高級時計の中でも資産価値・リセールバリューが非常に高いブランドです。希少性の高い限定生産や、ブランドの歴史・職人技術がその価値を支えています。

特にロイヤルオークを中心に、近年の価格推移も着実に上昇しており、今後も需要拡大が期待されます。高く売却するには、付属品完備や正しい売却先選びが重要です。

オーデマピゲの売却や購入を検討する際は、相場やモデルごとの特徴をよく把握し、資産性を最大限に活かしていきましょう。

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