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2025.02.12
近年カルティエは、値上げを定期的に実施しており、その推移はアイテムによって異なります。
カルティエが値上げを行った時期を見ていくと、2022年は5月・7月・11月、2023年は4月・11月、そして2024年には5月・11月と段階的な価格改定が実施されていることが分かります。
この記事では、カルティエの値上げ推移とその背景、今後の動向についてご紹介します。
値上げしたトリニティをはじめとした人気アイテムの参考買取価格も紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
カルティエの「トリニティ」シリーズの値上げ推移を紹介します。
まず、2023年10月17日にデザイン変更とともに、値上げが発表されました。
トリニティリングSMおよびクラシックリングのデザインが変更され、リングの内側に丸みを持たせる形状に変わりました。このデザイン変更に伴い、価格も大幅に上昇しました。
その後、2024年5月21日には、再度の値上げが実施され、トリニティリングは約3%〜4%の値上げ、トリニティイヤリング(ピアス)は10%以上の値上げが行われました。
特に、大きいサイズのトリニティイヤリングは、50万円を超える価格となりました。
「トリニティ」シリーズは、1924年にルイ・カルティエの創造力から生まれた名作で、カルティエの象徴的存在でもあります。
イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドの3色のリングが絡み合う独特のデザインが特徴で、そのシンプルで上品な輝きは、世代や性別を超えて多くの人に愛されています。
カルティエの「LOVE」シリーズの値上げ推移を紹介します。
「LOVE」シリーズは、近年、複数回の値上げが行われてきました。
2023年4月17日には、ジュエリーや時計の人気モデルを中心に、7%~10%の値上げが実施されました。そして、「LOVE」シリーズもこの対象となっています。
また、2024年5月21日からは、「LOVE」シリーズを含む一部の商品が平均4%の値上げとなりました。
カルティエの「LOVE」コレクションは、1970年代にニューヨークで誕生し、永遠の愛や強い絆を象徴するジュエリーとして知られています。
ビスモチーフは、愛の絆をしっかりと固定することを象徴し、永遠の愛や変わらぬ愛を表現しており、その特徴的なデザインと深い意味合いから、世界中で高い人気を誇っています。
カルティエの「サントス」シリーズの値上げ推移を紹介します。
「サントス」シリーズは、近年、複数回の値上げが行われ、同シリーズの中には、2022年には5月、7月、11月と3回の価格改定がされたアイテムもあります。
2023年4月17日には、ジュエリーや時計の人気モデルを中心に、7〜10%の値上げが実施されました。そして、「サントス」シリーズもこの対象となっています。
中でも、 サントス ドゥ カルティエ LM(WSSA0030)は、998,800円から1,122,000円と、大幅な価格上昇が見られました。
2024年5月21日の価格改定では、全体の値上げ率が平均4%の中、サントス ドゥ カルティエ ウォッチ LM AT ピンクゴールド(WGSA0018)は 、4,884,000円 から5,781,600円(約18.38%の値上げ)と、時計モデルの中では最高の価格上昇率でした。
カルティエの「サントス」は、1904年にルイ・カルティエが友人である飛行家アルベルト・サントス=デュモンのためにデザインした、世界初の男性用腕時計として知られています。
カルティエの「パシャ ドゥ カルティエ」シリーズの値上げ推移を紹介します。
「パシャ ドゥ カルティエ」シリーズは、近年、複数回の値上げが行われ、同シリーズの中には、2022年に5月、7月、11月と、3回の価格改定が実施されたアイテムもあります。
2023年4月17日には、ジュエリーや時計の人気モデルを中心に、7~10%の値上げが実施されました。「パシャ ドゥ カルティエ」シリーズもこの対象となっています。
そして、2024年5月21日の価格改定では、「パシャドゥカルティエ」シリーズの一部の商品で、平均4%の値上げが実施されました。
パシャ ドゥ カルティエは、カルティエの腕時計コレクションの中でも独特の魅力を持つモデルです。
特徴的なのは、カルティエの時計は「タンク」や「サントス」など角形ケースが多い中、パシャ ドゥ カルティエは珍しいラウンド型ケースを採用していることです。
パシャ ドゥ カルティエは、エレガントさと実用性を兼ね備えた時計として、多くの支持を集めています。